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Tips – 電気設備 –

建物施設・店舗における電気設備とは?電気工事会社ならどこに頼んでもいいの?

電気設備といえば、ビルや福祉施設・店舗などの建物に付随する、施設を構える上でなくてはならない重要な設備です。事業を運営する上で設備の不具合・故障などによりトラブルが発生した場合、電気工事会社に依頼することは想像がつきます。

しかし実際どんな電気設備ならご近所の電気工事会社にメンテナンスを依頼していいのか、そもそも電気設備にはどんなものであるのかをご存知ですか?実は意外とたくさんあります。今日この記事で電気設備の全体像を把握できるようになって、電気工事会社選びのヒントになったら幸いです。

電気設備の画像

電気設備の分類と建物施設における電気設備

電気設備と言ったらなにを思い浮かべますか。ここでは主な電気設備の分類や種類と役割を理解しながら、建物設備・店舗における電気設備について取り上げていきます。

電気設備には複数の分類がある

電気設備は、主に電力会社の設備である発電設備と送配電設備、そして電気を使う側の設備である構内電気設備と、大きく3つに分類されます。
発電設備で発電された電気は「送電」「変電」「配電」を経て届けられます。この間にも、さまざまな電気設備が使われています。

電気設備の分類の画像

建物施設・店舗における電気設備とは?

構内電気設備(以下、電気設備)は、家庭生活や店舗の運営などで電気を使うための設備です。建物や施設の中で電気を送り届けるための設備を指し、照明や防災設備などが安全で快適に使用できるようにする役割があります。電気設備は建物に備わっている様々な機械や装置の機能を稼働させるための力として使われるため、建物施設・店舗の快適な環境を整えていくうえでなくてはならない設備です。

身近な電気設備といえば、照明器具をはじめ電化製品や什器、生産機械などがあります。建物や施設内で様々な場所に電気を送り届ける為の設備や空調、防災用の設備も含むので、とても広範です。

電気設備の種類6つとそれぞれの役割

ここからは多種にわたる電気設備の種類を一緒に見ていきましょう。

私たちが電気設備を使用するときは「動力エネルギー」として使う場合と、電気信号の「通信・制御・情報」として使う場合に分けられます。電気を動力エネルギーとして使う場合は、高い消費電力から「強電設備」と呼ばれます。これに対して、電気信号による情報通信として使う場合は、消費電力が少ないため「弱電設備」と呼ばれます。具体的には、「受変電設備」「配電設備」「動力設備」「照明設備」「通信設備」「発電機設備」と6つの種類に分けられます。

【強電の役割】電気を動力エネルギーとして使っている設備

強電設備には、電力会社の電気を利用するための受変電設備や、停電などに備えた非常電源設備があります。さらに建物内に電気を送るための幹線設備(ケーブル)も強電設備です。

そして、身近な設備でいうと照明・クーラー(空調)・冷蔵庫に使われる電気にも強電設備が多く、「動力エネルギー」という役割を果たしています。
モーターを使うものは、動力設備と呼ばれます。例えばエレベーターや給排水ポンプなどです。照明設備は、機能を果たすために電気を「光のエネルギー」に変えています。電気ストーブやハロゲンヒーターは、電気を「熱エネルギー」に変え「暖房」という機能・役割を果たしています。その逆に何かを「冷やす」ことにも電気を使っています。クーラーや冷蔵庫は機器内部で、冷媒(熱媒体となるアンモニアやフロン等)を圧縮する為に、コンプレッサーを使ったり、放熱や空気循環のためにファンを使ったりします。モーターによって電気を「運動エネルギー」に変えているのです。

モーターを回す電気設備、発電する電気設備、光を発生させる電気設備の画像

【弱電の役割】電気を情報伝達のための信号として使っている設備

弱電設備は、電気を信号として使用するものです。「情報分野」「セキュリティ分野」「音響関連分野」の信号線敷設を行います。

具体的に「情報分野」は電話、インターネットのためのLAN設備、テレビ共聴設備、機器等の監視制御設備など。
「セキュリティ分野」はネットワークカメラ、監視カメラ・電気錠などの機械警備、駐車場および駐輪場管制設備など。
「音響関連分野」では、ホール・体育館・講堂・大会議室・教室などの音響映像設備、放送設備などがあります。

いずれも事業活動や企業運営には欠かす事の出来ない重要な設備であり、安全と密接に関わることが多いので、安全な施工はもとより、保守や点検も重要な仕事の一環になります。

異常発生状態を伝達する電気設備、音声伝達する電気設備、映像データを伝達させる電気設備の画像

以上のように電気エネルギーとして使う分野は 「強電」と言い、電気を情報伝達に使う分野を「弱電」と言います。

分類や種類がこれほどに存在すると、これら種類・設備・規模によって必要な資格も違います。依頼する電気設備工事会社の得意な分野を理解していることで、スムーズな施工、適切な価格でメンテナンスを行うことができます。

電気設備の工事と技術基準及び管理について

突然の故障によるトラブルが発生すると、売り上げは下がるのにメンテナンス費用が掛かるなど悲鳴を上げたくなりますよね。だからと言って、電気設備工事は、専門的な知識と資格がないとできないものがほとんどなので、自分たちで解決することはお勧めしません。トラブルが起きた際、建物設備・店舗の管理者がするべき対応は、メンテナンス会社への早急な依頼、正しい状況報告、日ごろからの点検管理です。老朽化などの場合は、大規模な改修が必要になる場合があります。

電気設備の工事現場は多岐にわたる

電気工事のメンテナンス作業現場は広範で、工場・プラント・オフィス・ビル・マンション・公共施設等、多岐にわたります。電気設備工事を行えるのは電気工事会社です。蛍光管の交換などは資格がなくてもできる作業ですが、高所の照明の取り付け・電球交換作業やコンセントの増設、配線工事などは、感電や漏電の危険性もあるため正しい知識を持つ必要があります。そのため電気工事の内容や作業内容によって、電気工事士法の定めにより「電気工事士資格」が必要で、労働安全衛生法に係る特別教育を要する場合もあります。

また、電気設備不調の対応にとどまらず、既存の建物へ電気設備の更新・追加をする改修工事も行います。建物全体にかかる運営費用の削減や商品のバリューアップのための設計を提案し、施工することもあります。

電気工事するなら押さえておきたい、電気設備技術基準

ここまで、電気設備について色々とお話しして来ました。具体的にイメージすることができましたでしょうか。
もしこの記事を読んでいるあなたが電気工事士を目指している方なら、今から説明する電気設備技術基準を押さえてほしいと思います。

電気設備には様々な分類と種類があり、工事は安全かつ適切に電気工作物を施工・工事することが求められています。そのため、経済産業省管轄のもと技術基準が定められています。電気設備の技術基準というのは電気事業法に基づいて制定された電気設備工事に関する基準のことです。
電気工事士はこの基準に基づいて電気設備工事をするように定められている要となる基準です。

詳細については、以下を参照して見てください。
電気設備の技術基準の解釈(PDF)

上記規制事項を簡単にまとめると、以下のようになります。

1)電気工作物が人に傷害などの危険を及ばさないようにすること
2)電気工作物が他の電気設備に磁気的な障害を及ぼさないようにすること
3)電気供給に障害を及ぼさないようにすること

電気設備技術基準というのは、社会情勢に伴って何度も改正され続けていますので、改正の際には電気設備工事に関わる電気工事士などの関係者は、技術基準を適合させるように維持していかなければなりません。

電気設備を管理することの重要性

電気設備管理の内容は、電気設備の保守と点検、整備や修理、運転監視などです。管理を徹底しないと、漏電による発火へと繋がるリスクが高まります。また、トラブルやアクシデントにより電気の供給がストップした場合には、建物施設・店舗環境の機能が低下するため、電気設備不具合による私たちに与える影響は大きいといえます。

設備管理業務としては、電気設備を正常な状態で使用するため、法に定められた事項を基に各種点検等を行わなければなりません。保安規程に定められた年次点検や月次点検など、電気設備の点検を行い、設備に異常がないか確認することが挙げられます。具体的には、受電設備や電気設備において数値の記録、電流・電圧の計測を行う日常点検や、非常用発電設備点検、絶縁抵抗の調査、ねじのゆるみや火災を未然に防ぐための放射温度計の使用といった年1回の定期点検があります。
なお、各種点検等は規定上3年間の保存が義務付けられています。
電気工事士に依頼する場合は、使っている設備や付随する電気器具などのメンテナンスデータをよく理解しているところにお願いすると安心でしょう。

電気設備は多くの技術者で成り立つ

メンテナンスから増設・更新の改修まで、課題解決に最適な電気工事会社を選ぶことで建物設備を安全で快適に運営していくことができます。

上述した、強電・弱電の種類の量をみてもわかるように、電気設備の工事・取扱には、様々な電気設備があることがお分かりになったと思います。また、それぞれの電気設備の取り扱い、工事、維持管理には、電気工事士資格や電気主任技術者などの資格を持っていないと対応できない工事もあります。建物の大きさや工事の規模によっては、現場監督者の資格を持った人物が必要な場合もあります。

「最適な工事会社を選ぶのが大変」「全国に店舗を構えているので、品質やコスト面で地域の格差をできるだけなくしたい」とお考えの方は、建物設備のメンテナンスを専門に展開しているサービスもあるので、ご検討ください。

トータルソリューションの建物設備メンテナンスフローの画像

※弊社の建物設備メンテナンスフロー

まとめ

今回は、電気設備とは何かを紹介してきました。主な電気設備の分類や種類と役割を理解しながら、建物設備・店舗における電気設備についてご理解いただけましたでしょうか。電気設備の全体像を把握でき、今後の電気工事会社選びのヒントもしくは、電気工事士を目指している方にとっても、何かのお役に立てていましたら幸いです。

ひと口に電気設備といっても、発電設備、送電設備、変電設備、配電設備、構内設備がある
建物施設・店舗においての電気設備には、電気エネルギーとして使う「強電」と情報伝達に使う「弱電」がある
電気設備の工事について作業現場は広範で、工場・プラント・オフィス・ビル・マンション・公共施設等、多岐にわたり、作業内容や規模によって必要な資格がある
電気工事には、経済産業省管轄のもと電気設備技術基準が定められており、保安・技術水準が維持されている
電気設備の管理については保守と点検、整備や修理、運転監視などがあり、定期的に点検が必要である
電気設備を含む建物設備のメンテナンスを展開しているサービスがある
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