
【キュービクルの交換ガイド】必要性やタイミング、施設側がすべきことなど
公開日:2026年07月31日

「最近、キュービクル(※)の異変・不具合が頻発している」「2026年4月からトランス(変圧器)が新基準になったと聞いた」といった企業様は、キュービクル交換の必要性を特に感じていらっしゃるでしょう。実際、停電に伴う経済的損害の防止や事業継続、安全性の確保などのために、いずれは交換が必要になります。どうせ交換するのであれば、最新機器にして、電気代削減のメリットも享受しましょう。
なお、設置から15年~20年ほど経っている場合や、施設の増設などを予定している場合には、交換を検討することをおすすめします。
本記事では、キュービクル交換の必要性や、交換を検討すべきタイミング、企業側が事前・当日・事後にすべきことをご紹介します。交換にかかる費用や工事期間などの情報も掲載していますので、ぜひご一読ください。
※キュービクル…発電所から送電される高圧電気を、施設・店舗で使える電圧に変換して配電する装置のこと
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- 「古いキュービクルだけれど、まだ動くから大丈夫」と思いつつも、停電や波及事故などが心配な方
- 「そろそろ交換が必要なのでは」と何となく認識しているものの、高いお金を払ってまで今すぐ交換すべきか決めかねている方
- 電気代の削減効果や補助金の活用など、キュービクル交換に関するお金周りのことを具体的に知りたい方
- 滞りなくキュービクル交換してもらえるよう、企業としてすべきことや工事期間の目安、電気設備業者選びのポイントなどを把握しておきたい方
1| なぜ、キュービクルの交換が必要?

キュービクルの交換は、以下の4つの理由から必要です。
交換が必要な理由
- 作業環境の安全性を維持するため
- 停電などに伴う経済的な損害を発生させないため
- 電気代の削減につながるため
- PCBを確実に処分するため(法令遵守)
1-1| 作業環境の安全性を維持するため
キュービクルを交換することで、感電や火災のリスクを大幅に減らせるため、作業環境の安全性を維持できます。
キュービクルは電気設備であるため、長年使用し続けていると、どうしても以下のようなことが生じやすくなります。
キュービクルを長年使用すると生じやすくなること
- 内部機器の絶縁体が劣化する
- 漏電が発生する
- 機器が故障する
こうした状態が発生したまま放置してしまうと、感電や火災の発生リスクが高まります。
感電すると、皮膚のやけど、おどろいて転倒することによるケガなどの可能性があるほか、最悪の場合には死亡事故につながります。また、火災の程度によっては、施設が半焼・全焼する可能性もあります。キュービクルを長年交換しないでいると、このような重大な人的・物的被害を招く恐れがあります。
万が一、重大な人的・物的被害が発生してしまったら、取り返しがつかない事態を招きます。従業員の安全を守るために感電や火災などを未然に防ぐことこそが、経営者にとって賢明な行動といえます。
1-2| 停電などに伴う経済的な損害を発生させないため
老朽化したキュービクルを使い続けていると、施設全体が停電するリスクがあります。長期間の停電となってしまった場合には、企業活動に大きな影響を与える可能性も否定できません。具体的には、「店舗の臨時休業を余儀なくされ、売上が落ちる」「生産ラインが止まって納期に間に合わず、顧客から契約解除される」といった事態が想定されるでしょう。
また、古いキュービクルを使っている場合、施設全体の停電以上に警戒が必要なのが、「波及事故」です。波及事故とは、キュービクルの配線のショートや漏電、機器故障などが原因で、近隣一体を停電させてしまう現象のことをいいます。キュービクルは電力会社の高圧電力網とつながっているため、内部で何らかの異常が発生してしまうと近隣一帯を巻き込む波及事故を引き起こす可能性があります。
もし、近隣一体を停電させてしまった場合、社会的信用を失うだけでなく、多額の賠償責任が発生する可能性が極めて高いです。賠償額はケースバイケースではありますが、少なく見積もっても数百万円〜数千万円程度、被害の程度が大きかった場合には数億円になることも珍しくありません。賠償額によっては、企業経営を圧迫するにとどまらず、倒産を余儀なくされる可能性すら考えられます。
だからこそ、こうした事態を招く前の「予防交換」こそが、企業経営にとって最も確実かつ賢明なリスク管理といえます。
1-3| 電気代の削減につながるため
キュービクル交換は、電気代の削減につながるという大きなメリットも企業にもたらします。
キュービクルの内部にはトランス(変圧器)がありますが、それを省エネ性能が高いものに交換するだけで、無駄な電気代を大幅に低減できます。ここ20年ほどでトランスの省エネ性能は劇的に向上しているため、長く使い続けている企業ほど、交換による電気代の削減効果を実感しやすいでしょう。
なお、2026年4月から、トランスの省エネ性能に関する基準である「トップランナー基準」の新基準が適用開始となり、新基準を満たすものしか製造・販売が認められなくなりました。今後入手できるトランスは新基準を満たすもののみとなりましたが、従来の基準よりもはるかに省エネ性能が高いため、交換による電気代削減効果はこれまで以上に上がっています。
「まだ使えるから使い続ける」よりも、「新しいものに交換する」方が経営的なメリットが大きいため、キュービクルをなるべく早めに交換するのが望ましいです。
トランスの新基準について詳しく知りたい方は、下記の記事をご一読ください。
1-4| PCBを確実に処分するため(法令遵守)
法令遵守の観点からも見ていきましょう。
古いキュービクルに格納されているトランスやコンデンサなどの機器には、「PCB(ポリ塩化ビフェニル)」という有毒な化学物質が含まれている可能性があります。日本では1972年に製造が禁止され、「PCB特措法」という法律に基づき、2027年3月末までにPCBを含む製品の処分(廃棄)を完了することが義務付けられています。
「1972年以前に製造されたキュービクルは使っていない」という企業が大半でしょうが、油断はできません。一部メーカーから、1991年以降に製造・出荷されたキュービクル内部の機器にもPCBが含有していた事例が報告されているためです。1990年代前半までに製造されたものにもPCBが含まれている可能性がありますので、現時点で製造から30年以上経過している場合には該当していてもおかしくありません。
処分期限までに残された時間はそう多くはありませんので、法令遵守のためにもキュービクル交換が急務です。
2| キュービクル交換を検討すべきタイミングと交換サイン

キュービクル交換を検討すべきタイミングは、以下の2つです。
- 設置から15年~20年ほど経過しているとき
- 施設の増設や事業の拡大などを予定しているとき
また、交換サインが出ている場合には、可能な限り早急に交換する必要があります。
ここでは、2つのタイミングで交換を検討すべき理由や、交換サインなどをご紹介します。
2-1| 設置から15年~20年ほど経過しているときがタイミング
設置から15年~20年ほど経過しているときに交換を検討すべき理由は、「実用耐用年数」の目安にあたるためです。
実用耐用年数とは「実際に設備が機能し、安全に利用できるとされる期間」のことで、キュービクル本体ですと「20年程度」が一般的です。また、キュービクル内部の主要機器のほとんどは、実用耐用年数が「15年~20年程度」となっています。
なお、実際に何年使えるかは使用状況や設置環境などによって左右されるため、実用耐用年数を過ぎても使えるケースもあります。ですが、経年劣化によって故障リスクは高まりますので、設置から15年を過ぎたあたりから、交換のための計画を始めたり、工事業者に相談をするのが望ましいです。
2-2| 施設の増設や事業の拡大などを予定しているときがタイミング
施設の増設や事業の拡大などを予定しているときに交換を検討すべき理由は、新たに導入する設備によって消費電力が増え、電気容量が足りなくなる可能性があるためです。
電気容量に余裕のあるものを設置していたとしても、施設の増設や事業の拡大の程度によっては電気使用量が当初の想定を大幅に超え、既存のキュービクルの電気容量では足りなくなることが少なくありません。そういう状態になると、頻繁なブレーカー落ちの他、社内の電気機器の故障や漏電、火災などのリスクが懸念されます。
とはいえ、電気容量を増やそうと思っても、「どのくらいまで増やせばよいのか」を自分たちだけで判断するのはなかなか難しいでしょう。「どのくらいの電気容量が適切なのか」を電気設備業者に相談することをおすすめします。
2-3| キュービクル交換のサイン
以下のようなサインが出た場合には、交換時期を検討するだけの余裕がありません。1日でも早く、キュービクル交換に向けた準備を進めてください。
キュービクル交換のサイン
- 本体外側に著しい錆びや腐食、塗装の剥がれ、雨水の浸入跡などがある
- これまでしなかったような異音・異臭がする
- 内部機器の不具合(電気系統の動作不良、安全機能の喪失など)が発生している
- 絶縁抵抗値が低下している など
なお、下2つのサインについてはご自身では認識できないものですので、法定点検の際に指摘されるのが一般的です。指摘を受けた場合には、速やかに電気工事会社に依頼し、是正工事(キュービクルの一部または全部の交換工事)を依頼しましょう。
2-4| 【注意】キュービクル交換の最新状況と早期の計画開始のすすめ
キュービクル交換に関する最新の業界状況を踏まえると、交換サインが出る前に計画を開始しておくのが賢明です。
2026年現在、「新基準トランスの需要急増」や「内部機器の原材料の世界的な不足」などを受け、トランスを始めとするキュービクル内部機器の納期が大幅に遅延しています。製品仕様により納期は前後しますが、発注から納品まで半年~1年近くかかるケースも珍しくないのが現状です。
この現状を踏まえると、交換サインが出てから計画を進めたのでは間に合わない(交換する前にキュービクルの機能が完全に停止してしまう)可能性があります。
そのため、交換を検討すべきタイミングになっているのであれば、たとえ交換サインが出ていなかったとしても、早急に業者依頼を進めることを推奨します。
なお、トータルソリューション株式会社は、キュービクルの交換工事に対応しております。交換を検討すべきタイミングが来ている企業様は、ぜひ一度、当社までご相談ください。
3| キュービクル交換のために、企業側がすべきことは?

キュービクル交換のために、企業側がすべきことはたくさんあります。そこで、ここでは「事前準備」「施工当日」「事後対応」の3つに分け、必要な対応についてご紹介します。
3-1| 【事前準備】打ち合わせや事前協議、届出など
事前準備として、電気設備業者との打ち合わせや電力会社との事前協議、消防署への届出などを行う必要があります。キュービクルは基本的にオーダーメイドのため、正式に発注してから全て完了するまでに2カ月~3カ月はかかりますので、それを見越して、キュービクルの交換計画を立てましょう。
具体的には、以下のような事前準備が必要です。
| 関係先 | 事前準備ですべきこと | 説明 |
|---|---|---|
| 電気設備業者 | 問い合わせ~現地調査の受け入れ | 候補となる複数の業者へ問い合わせをし、現地調査を受け入れる
現地調査では、以下のようなことを確認してもらう 【確認項目】 |
| 相見積もり~業者選定 | 現地調査に基づいて作成してもらった見積書や提案内容などをもとに、信頼できる業者を選ぶ
※依頼すべき業者の条件は後述 |
|
| 搬出搬入経路や設置場所などの調整 | 以下のようなことを業者に確認・相談して決める
【確認事項】 |
|
| 工事日時の調整 | 業者と相談の上、工事日や作業の開始時間・終了予定時間を決める | |
| 電力会社 | 事前協議 | キュービクルは電力会社から供給される高圧電気を扱う電気設備のため、以下のようなことを電力会社と協議する
【協議内容】 |
| 消防署 | 届出 | 「電気設備等設置届出書」を着工日の7日前までに提出する |
| 産業保安監督部 | 届出 | 工事計画届出書を着工日の30日前までに提出する |
| 警備会社 | 停電予定の連絡 | 警備会社と契約している場合には、停電予定の連絡が必須
※連絡を怠ると、「警備員の誤出動」「誤出動に伴う、交換工事の一時中断」「誤出動にかかった費用の支払い」といったリスクがある |
| 従業員やテナント | 工事日時や停電予定の周知
※工事数日前~前日のリマインドを推奨! |
キュービクル交換工事により、従業員の業務や来客予定、テナントの営業に影響が出るため、必ず事前に周知する |
| 建物インフラに関わる人 (設備メンテナンス会社、エレベーターなど) |
停電によるエレベーター閉じ込め事故や復電時の機器故障などを防ぐため、必ず事前に周知する | |
| 情報システムに関わる人 (IT・システム管理担当など) |
交換工事で停電が発生する前に、サーバーの安全な事前シャットダウンやネットワーク機器の保護などが必要になるため、必ず事前に周知する |
事前準備の大半は電気設備業者とのやり取りであり、業者との間で工事予定日が決まらないと関係先(電力会社や消防署、従業員など)での連絡・届出もできません。
なお、設置場所も変更したい場合には「設置基準を満たしているか」を慎重に検討する必要があります。キュービクルと他の建造物・設備の間に空けておくべき距離である「離隔距離」が確保できる場所にしか、設置できないためです。
また、2026年4月からトランスの新トップランナー基準が適用開始となりましたが、新基準のトランスはこれまでのトランスよりもサイズが大きいです。その影響で、設置場所変更の有無にかかわらず、離隔距離や搬入経路の確保について、これまでよりも慎重な検討が必要になっています。
詳しくは、下記の記事をご確認ください。
3-2| 【施工当日】安全な作業環境の確保や停電対策など
施工当日は、「安全な作業環境の確保」と「停電対策の実施」が必要です。具体的には、以下のようなことを行いましょう。
| 具体的にすべきこと | |
|---|---|
| 安全な作業環境の確保 | ・工事現場への立ち合い ・立入禁止エリアの指定 ・搬入ルートのゴミ・障害物の撤去 など |
| 停電対策の実施 | ・機器のシャットダウン ・エレベーターの停止 など |
なお、工事開始時および工事完了時の立ち合いは必須となっています。
万が一、工事開始時の立ち合いを忘れてしまうと、「工事を始められない」「当日キャンセル扱いとなり、多額のキャンセル料が発生する」などの事態となります。また、工事完了時の立ち合いをすっぽかしてしまうと、電気を復旧(復電)できず、停電が続くことになってしまいます。
工期の遅延やキャンセルによる重大な損害を防ぐため、あらかじめチーム内で情報を共有し、担当者が当日欠勤となった場合でも別の従業員が立ち会える体制を整えておきましょう。
3-3| 【事後対応】検査や日常的な自己点検など
事後対応としては、以下のようなことをする必要があります。
| 関係先 | 事後対応ですべきこと | 説明 |
|---|---|---|
| 消防署 | 現場検査の受け入れ | 「離隔距離が確保できているか」などを検査してもらう |
| 電気主任技術者など | 使用前自主検査の実施依頼 | 電気主任技術者などに自主検査を実施してもらう |
| 電気保安協会など | 法定点検の実施依頼 | 法定点検(月次点検および年次点検)を行ってもらう |
| 電気設備業者 | 保守メンテナンスの実施依頼 | キュービクルの長寿命化などのため、法定点検以外の保守メンテナンスをしてもらうのが望ましい |
| ご自身 | 自己点検の実施 | 五感でわかるような異変がないかを日常的に確認するのが望ましい |
電気設備業者による保守メンテナンスや、日常的な自己点検については法的義務はありません。しかしながら、キュービクルの安定的な運用に大きく寄与することから、実施を推奨します。
法定点検の概要や自己点検の項目については、下記の記事を参考にしてください。
4| キュービクル交換の費用や工事期間

キュービクル交換をご検討中の方にとっては、「費用」や「工事期間」も気になるところでしょう。ここでは、費用や工事期間の目安をご紹介しますので、予算確保や計画策定などにお役立てください。
4-1| 費用は、容量や設置条件などによる
費用は、電気容量や設置条件などによって変わってきます。
あくまで目安ではありますが、費用相場を表にまとめました。
| 設置場所・規模 | 費用相場 |
|---|---|
| 小規模店舗(コンビニなど) | 100万円~200万円程度 |
| 中規模店舗や小規模工場 | 200万円~400万円程度 |
| スーパーや中規模工場 | 400万円~1,000万円程度 |
| 病院や大規模工場 | 1,000万円以上 |
「最低でも数百万はかかる」と想定しておいた方がよいでしょう。
なお、キュービクルの電気容量が多い場合や設置に伴い別の工事が必要になる場合などには、実際かかる費用が上の表で示した費用相場を大きく上回るケースもあります。
実際にかかる費用については、電気設備業者からもらう見積書でしっかりと確認してください。
4-1-1| 補助金を活用してコストを抑えよう
「キュービクルを交換したいけれど、費用がかなりかかるから難しい」という場合にも、すぐに諦める必要はありません。補助金を活用すれば、金銭的な負担を大幅に軽減できるからです。企業が負担した金額の数割にあたる金額が、補助金として後日支給される形となっています。
キュービクルそのものを対象とした補助金はありませんが、新基準のトランスを設置した場合の補助金はあります。国の補助金では、「省エネルギー投資促進支援事業」や「SHIFT事業」が該当します。また、地方自治体によっては、独自の補助金制度を設けているところもあります。活用できそうな補助金がないか、探してみるとよいでしょう。
なお、補助金は、公募期間が1カ月程度と短いことが多く、予算が底をついた時点で終了となります。活用したい補助金の公募に間に合うよう、早め早めの電気設備業者探しやスケジュールに余裕を持った事前準備を徹底しましょう。
4-2| 工事期間は1日~数日程度
工事期間は、1日~数日程度が一般的です。
なお、工事中は、基本的には数時間の全館停電が避けられません。それを踏まえた上で、工事日程を調整する必要があります。
医療機関やデータセンターのように長時間停電させることができない施設の場合には、交換工事に先立ち、仮設キュービクルを設置することをおすすめします。仮設キュービクルがあれば、交換工事中の停電による影響を最小限にできるためです。
5| キュービクルの保守管理パートナーを選ぶために注目すべきポイント

キュービクルは、交換したらそれで終わりではありません。24時間365日稼働し続ける電気設備であることから、故障なく安定的に運用するためには、保守管理が不可欠です。
そのため、キュービクル交換を電気設備業者に依頼する際は、「設置実績の豊富さ」のみならず、「保守管理への対応」も踏まえた上で、信頼できるパートナーを選ぶことをおすすめします。
具体的には、以下の3つのポイントを押さえている電気設備業者に依頼しましょう。
電気設備業者選びのポイント
- 末永くサポートしてくれるか
- 電気設備全般の保守管理・トラブル対応も任せられるか
- 空調設備や消防用設備の保守管理・トラブル対応も行っているか
複数の業者に問い合わせをし、「この3つのポイントを押さえている業者はどこか」を慎重に見極めることが大切です。
5-1| ポイント1:末永くサポートしてくれるか
1つ目のポイントは、「末永くサポートしてくれるか」です。
上でお伝えしましたように、キュービクルは24時間365日稼働し続ける電気設備です。いつでもすぐ買い替えられるようなものではなく、長年使うことになる電気設備だからこそ、設置して終わりではありません。キュービクルの保守管理に意欲的で、末永く相談に乗ってくれる電気設備業者に依頼することをおすすめします。
5-2| ポイント2:電気設備全般の保守管理・トラブル対応も任せられるか
2つ目のポイントは、「電気設備全般の保守管理・トラブル対応も任せられるか」です。
建物の中には、キュービクルの他に、照明機器や分電盤、遮断器、コンセントなどさまざまな電気設備があります。企業によっては、非常用発電機や太陽光発電設備などを設置しているところもあるでしょう。こうした施設内の電気設備全体をまとめて保守管理することが、「キュービクルの安定稼働」と「設備管理にかかる手間・費用の最小化」の鍵となります。
安定稼働に関しては、キュービクルと他の電気設備は別物と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、施設内の電気設備はキュービクルとつながっているため無関係ではありません。たとえば、分電盤や遮断器の劣化を放置すると、故障時にキュービクル側で異常を検知できず、思わぬ負荷がかかったり、事故が拡大したりするリスクがあります。また、末端のコンセントや照明機器で絶縁劣化が進めば、電気系統全体に不安定な電流が流れ、システム全体の効率を下げてしまう原因にもなります。
こうした末端の不具合を早期発見・対処することは、キュービクルに過度な負担をかけず、結果として設備本来の性能を長く維持することにつながります。
設備管理にかかる手間・費用に関しては、設備ごとに業者を分けてしまうと、スケジュール調整が大変になるばかりでなく、業者の数だけ支払手数料も発生します。しかし、電気設備全般の保守管理・トラブル対応が可能な業者にまとめて対応を依頼すれば、手間・費用を最小限にできます。
5-3| ポイント3:空調設備や消防用設備の保守管理・トラブル対応も行っているか
3つ目のポイントは、「空調設備や消防用設備の保守管理・トラブル対応も行っているか」です。
快適な作業環境を保つための「空調設備」や避難・初期消火などに不可欠な「消防用設備」は、企業にとって、電気設備と同様にとても重要なものです。そのため、電気設備と同じく、定期的な保守管理・トラブル対応が欠かせません。
電気設備のみならず、空調設備や消防用設備までまとめて対応できる業者を選ぶことで、設備管理が効率化します。トラブル発生時に「これは電気設備の問題か、空調設備の問題か」といったように悩む必要がなくなるだけでなく、対応依頼も一括ですむためです。
当サイトを運営するトータルソリューション株式会社は、ご紹介した3つのポイントを全て満たしています。キュービクルの交換をご検討中の方は、当社までお気軽にご相談ください。
6| キュービクルの交換に向け、電気設備業者の選定や打ち合わせを進めよう

キュービクルの交換は、「作業環境の安全性維持」「停電などに伴う経済的損害の防止」「電気代の削減」「PCBの確実な処分」のためにとても重要です。
2026年現在、トランスを始めとするキュービクル内部機器の納期が大幅に遅延しています。そのため、交換サインが出ていなかったとしても、設置から15年~20年程度経過したタイミングや施設の増設・事業の拡大を計画しているタイミングで、電気設備業者への依頼を早急に進めるのが望ましいです。
交換に際しては最低でも数百万円はかかりますが、補助金を活用することにより、金銭的な負担を軽減できます。ただし、補助金は予算が底をついた時点で終了となるため、公募期間までに必要な書類を準備できるよう、電気設備業者の選定・依頼を早め早めに進めることが重要です。「末永いサポートの提供」「電気設備全般の保守管理・トラブル対応」「空調設備や消防用設備の保守管理・トラブル対応」という3つのポイントを満たす業者を選び、計画を進めていきましょう。
トータルソリューション株式会社は、キュービクルの交換工事の実績が豊富です。また、保守メンテナンスや、法定点検後の是正工事にも対応しています。全国対応も可能ですので、キュービクル交換をご検討されている場合には、ぜひ一度ご相談ください。
全国対応可能な協力会社網!電気設備のトラブル内容から最適な電気工事会社を選出し、メンテナンスから改修まで対応が可能です
トラブル内容を承るオペレーターも電気工事士有資格者のため、安心してご相談ください。電話口の解決でコスト削減も可能
チェーン店舗を展開する企業様も安心。弊社に工事手配、部材発注、請求書管理を一括でお任せいただくことで、メンテナンス費用を大幅に抑えることができます






























































